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ROSAグループ*
JAERI-M 7505, 162 Pages, 1978/02
本報は、加圧水型原子炉において想定される冷却材喪失事故の模擬試験として行われた一連のROSA-II試験の中で、高温側配管破断における破断口面積の配分および循環ポンプが炉心冷却に及ぼす影響を検討した試験(Run327,328,329,330)のデータ報告である。これら4Runはほぼ同じ初期流体条件、ECCS作動条件、炉心発熱条件、および二次系条件の下で行なわれた。主な結論は以下の通りである。(1)各4Runは、高温側配管における両端ギロチン破断(Run419)に比べ、破断直後の燃料温度上昇とACC水注入後比較的早い時期の炉心再冠水という同様のパターンを示した。(2)最大破断口径に比べ蒸気発生器側破断口径を小さくした場合は上記Run419より炉心冷却はよくなり、一方、圧力答器側の破断口径を小さくした場合には炉心冷却は改善されていない。(3)循環ポンプを破断後15秒間回転させた場合、低温側配管破断の場合のポンプ効果より小さな影響が生じた。